免疫抗体食品研究協会 I-FA

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医学情報_MPCとリウマチについて
MPC(濃縮ミルク蛋白)と変形性関節症との学術的関係
症状緩和効果の評価

これはMPCとリウマチについての研究報告を日本語に訳し、さらに分かりやすく説明したものです。

生後半年間ほど、赤ちゃんは母乳を通してさまざまの病原菌やウィルスに対する抗体や生理活性物質をお母さんからもらっています。この「母子免疫」のしくみを活用して開発された「成人用の母乳」とも言える健康自然食品が免疫ミルクです。すなわち、人に感染する可能性の高い多種の病原性細菌を無害ワクチン化して乳牛に投与し、その乳牛から搾ったミルク、これが免疫ミルクです。

米国食品医薬品局より食品安全認定を受け農務省からも安全性が確認され、日本の食品衛生法にも沿ったこの免疫ミルクの健康保持や病状改善効果については、これまで主にアメリカで実態調査や臨床試験が行われてきました。これらの試験調査で高い改善率が得られた疾患(喘息、高血圧、高コレステロール、アレルギー、胃腸疾患等)の中、特にリウマチ性関節炎の症状緩和に顕著な効果結果が観られました。

免疫ミルクの濃縮形態が濃縮ミルク蛋白(MPC)です。そのMPCが変形性関節症の症状緩和にもたらす効果を評価する目的で、米国ミネソタ州で実施された臨床試験内容と結果がこの報告書で学術的に語られています。
 変形性関節症はその病名の通り、関節が変形することにより惹き起こされる疾患です。この変形は、主に加齢と共に全身にある関節のどの部位にも発生しますが、特に体重のかからない関節の変形は、痛みなど何の症状も伴わない場合が多くあります。いっぽう、膝や股関節など体重がかかり酷使される機会が多い関節での変形は、痛みや膨張、圧迫感などの症状が表れやすいものです。この症状を伴う関節の変形状態は「変形性関節症」と呼ばれ、中年以降の女性やスポーツ選手、重労働者などに多く発生します。

 この変形性関節症患者を3グループに分け、6週間に亘って、ランダム化二重盲検プラセボ対照法を用いて実施されたのがこの臨床試験です。医学用語で「ランダム化二重盲検プラセボ対照法」と呼ばれるものは、通常、薬などの有効性を確かめる上で臨床試験に広く用いられている試験方法です。実際に効果を調べたい被験物(この場合はMPC)と、外見上はまったく同じ物(プラセボと呼ばれる偽のもの)を、その投与物別にグループに分けられた被験者(この場合は変形性関節症患者)に与えます。被験者はどちらを与えられているかわからない、謂わば盲状態なので「盲検」と呼ばれます。さらに、「二重盲検」では、被験者だけでなく、試験を施す医師や担当者・データ解析者なども、どの被験者グループが被験物、あるいはプラセボ類を与えられているかさえ知らされません。これは、医師や担当者がどの患者に何を投与したかを予め知っていると、結果の評価に偏りが出る傾向や可能性があるからです。そこで、この臨床試験は「ランダム化(無作為に選んだ)二重盲検プラセボ対照法」のもとに、行われました。

 試験対象となった症状は、変形性関節症の主要4指標である、主訴関節部位の痛み、硬直、可動性と総合的状態の4症状です。試験期間中の患者3グループの症状の推移から最終的結論に至るまでがここに報告されています。

 試験内容の詳細については、報告書をお読みいただくとして、概要をごく簡単に説明します。まず、本試験に参加登録した被験者は男女合わせて42人、平均年齢59歳、その中35人が最終的に試験を完了しました。試験期間6週間のうち、試験開始後2週間、4週間、最終の6週間の時点で被験者3グループの上に述べた4症状の状態を調べ平均的数値で表しています。分類された3グループとは投与される物の違いから分けられました。すなわち、被験物であるMPC群、グルコサミン・サルフェイト群、そしてプラセボ群です。グルコサミン・サルフェイトは軟骨の破壊をもたらす酵素を抑制して関節の結合組織を安定させることから、比較対照物質として選ばれました。プラセボとしては米粉が使われました。これら3群に、外見からは見分けのつかない一定量のカプセル状投与物が被験者にはその種類をまったく知らされずに与えられました。

 試験結果は、プラセボグループでは、当然ながら、特に全症状の変化はどの測定時点でも観られませんでした。いっぽう、グルコサミン・サルフェイトグループでは、測定時点や症候によってはかなりの改善が顕れました。そして、MPC治療グループでは、4症候すべてにおいて、また2週間後、4週間後、6週間後のすべての時点で試験開始時に較べ、大幅な改善が測定されました。

 従って、この臨床試験から、MPCは変形性関節症の症状緩和に有効であることが実証されました。




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