免疫抗体食品研究協会 I-FA

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~免疫力について~
■我々の提唱する「免疫力とは」
免疫には大きく3つのバリア(防御ライン)があります。
3つのバリアすべてを含めて広義の免疫といい、それに対して狭義の免疫は第3バリアのみを言います。また広義の免疫は、別名、生体防御とも呼ばれます。
 
第1防衛ライン→皮膚上や喉・腸管の粘膜上において、病原体の体内への侵入を防ぐバリアです。なかでも腸管でのバリアの重要性が、最近ますます大きな注目を集めています。腸管では腸管内に分泌されてくる働く酵素や抗体のほかに、腸内細菌の在り方が深く関わっています。
 
第2防衛ライン→病原体が第1防御ラインを突破し体内に侵入してきた段階で、侵入された組織の局所で働くバリアです。人が生まれつき持っている白血球(好中球・マクロファージ・NK細胞たち)が主役で、病原体を食べて消化したり、破壊したりします。好中球の出動まで数時間、マクロファージの出動までは2~3日かかります。
 
第3防衛ライン→第2防御ラインでも防ぎきれなかった病原体が、血中に入り体中に広がる段階で働き始める高度な仕組みのバリアです。T細胞とかB細胞といわれる発達した免疫細胞が、特定の病原体を認識し、記憶し、指令をしたり、特異的に結合して破壊します。この仕組みが働き始めるまで通常1週間ほどかかります。
またここで作られた抗体の一部は分泌型となって、第1防御ラインの腸管内に分泌されて働きます。



■「免疫カーブ」
上のグラフは、人の免疫力が年齢とともにどのように変化をするかを示したグラフです。

基本的に免疫力は、
この世に生を受けてから、18~22歳ころまで上昇を続けます。
その後、徐々に免疫力は低下していきますが、ある程度の水準を維持します。
しかし、心身共にストレス等を受けると、急激に免疫力は低下します。
免疫力が一時的に低下したとしても、20 歳ころまでは早く回復できますが、40歳以降は、この回復力も鈍化し、そのまま、深刻な疾病になることがあります。

人の免疫力が最も低いのは、生後間もない時期です。
この生後間もない危険な時期を守りサポートしてくれるのが「母乳」なのです。

また、この免疫力の低下は、その人の生活や心身の状態により差が出ます。
例えば、同じトレーニング内容や生活環境でも、疲労回復の差が生じるのは、免疫力の違いによるものです。

「免疫」は人体の基本ですので、この「免疫」の「力」を低下せない取り組みがとても重要です。



■「ストレスカーブ」
ストレスは免疫力に大きく影響します。

人は、ストレスを感じると「ホルモンバランス」「自律神経」を乱します。

現代は、ストレス社会ともいわれ、日々ストレスにさらされています。
ストレスには大きく3つの段階があります。

・第1段階(警告期)
…ストレスを受けた最初の時期で、血糖値、血圧、心拍数、呼吸数などが上がってストレスの要因に対処します。

・第2段階(抵抗期)
…心身が最初に受けたストレスに慣れてしまった時期ですが、現代社会ではストレスは絶え間なく続くので、実際には多くの人はこの抵抗期(ストレス慣れの時期)に漬かっていることが多いと考えられます。
しかしこの時期のストレスは、表面化しにくく、意識化されにくいだけで、心身の深いところではストレス反応(自律神経やホルモン系の異常)が起こっていて、徐々に疲労感が蓄積され、そのまま放置すると、次の疲憊期になって重篤の疾患の原因となることも少なくありません。
 また、この「第2段階」は、代謝低下などから、太りやすい時期でもあります。

・第3段階(疲弊期)
…受け続けてきたストレスへの異常反応に心身が耐えられなくなり、免疫力が低下して、肺炎など重篤な疾患となって表れる段階です。





「免疫系」と「内分泌系(ホルモン)」「自律神経系」は大きく関係します。

普段から、ストレスを上手にコントロールすることが重要です。

ストレスの警告期には、コーチゾン、アドレナリンなどのホルモンが分泌され、交感神経優位に導かれ、ストレス源との戦いに備えますが、
問題は抵抗期(慣れの時期)に入った後も、だらだらとアドレナリンホルモンの分泌が続き、意識されないながら交感神経優位が続くことです。

抵抗期においては、できる限り一種類のストレス慣れから抜け出し、ストレスの原因を断続させ「休暇を取る」「気晴らしをする」「好きなことに没頭する」などの方法でストレスコントロールすることが有効です。

また、副交感神経優位な生活を心がけ、呼吸法や、ヨガ、瞑想などによって心身を整えるのも有効だといわれています。
 
ストレスのコントロールは免疫力維持にとても大事なことです。 


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